2007年 11月 21日
おとん、おかんのこと |
日本を出てもう5年くらい経つけれど、私はいつも両親が恋しい。
里帰りしてしばらく一緒に住むと鬱陶しくなり、
「あ〜親って面倒くさい、ニューヨークへ戻りたい」と離れたくなるが、
それでもしばらくするとまた恋しくなる。
近すぎてはだめだし、遠すぎてもまたつらい。
ニューヨークから飛行機で13時間の距離は、とてつもなく遠く感じる。
たった13時間なのに、日本という国が、果てしなく遠い。
そういえば、以前、友人がすべての人間関係は腹六分、と言っていた。
食事に関しては腹八分というが、人間関係は六分ほどでちょうどいいという。
両親でも、兄弟でも、夫婦でも、恋人でも、友人でも、上司でも、部下でも。
どの関係も腹六分。
つまりは、一人一人が自立していれば、それが簡単なのかもしれない。
寂しいとか空虚感で誰かに依存してしまえば、その関係はとても不健康になる。
欽八先生が「人という字は、人と人が支えあって出来ている」と説いていたけど、
中野裕弓さんは、「Hの関係を築きましょう」と提案していた。
人という文字ではどちらかが倒れたら共倒れしてしまうが、
Hという文字は二人の立っている人間が手をつないでいるように見えるということから、
寄りかかるのではなく、お互いが自立している上で関係を築いていこう、という考え方だ。
私はどちらかというと、そちらの方がしっくりくる。
でも今のままだと、親との関係は腹三分も満たしていない。
せめてもう少し近いところにいられたらなと、常々思う。
里帰りしてしばらく一緒に住むと鬱陶しくなり、
「あ〜親って面倒くさい、ニューヨークへ戻りたい」と離れたくなるが、
それでもしばらくするとまた恋しくなる。
近すぎてはだめだし、遠すぎてもまたつらい。
ニューヨークから飛行機で13時間の距離は、とてつもなく遠く感じる。
たった13時間なのに、日本という国が、果てしなく遠い。
そういえば、以前、友人がすべての人間関係は腹六分、と言っていた。
食事に関しては腹八分というが、人間関係は六分ほどでちょうどいいという。
両親でも、兄弟でも、夫婦でも、恋人でも、友人でも、上司でも、部下でも。
どの関係も腹六分。
つまりは、一人一人が自立していれば、それが簡単なのかもしれない。
寂しいとか空虚感で誰かに依存してしまえば、その関係はとても不健康になる。
欽八先生が「人という字は、人と人が支えあって出来ている」と説いていたけど、
中野裕弓さんは、「Hの関係を築きましょう」と提案していた。
人という文字ではどちらかが倒れたら共倒れしてしまうが、
Hという文字は二人の立っている人間が手をつないでいるように見えるということから、
寄りかかるのではなく、お互いが自立している上で関係を築いていこう、という考え方だ。
私はどちらかというと、そちらの方がしっくりくる。
でも今のままだと、親との関係は腹三分も満たしていない。
せめてもう少し近いところにいられたらなと、常々思う。
by shinocovant
| 2007-11-21 21:16
| 家族