2005年 04月 17日
ブルックリンの生活協同組合に加入! |
ブルックリンのパークスロープに生協がある。
前から気になってはいたのだが、会費として125ドルが必要だということ(うち100ドルは退会時に返済される)、
4週間に約3時間、生協での実労働が必要などの理由で、なんとなく足が遠のいていた。
が、しかし。
この間、生協の前を通りかかったら、ついつい体が店内へと動いてしまい、
中へ入ると、ちょうど店内を案内するためのツアーがはじまったばかりだった。
私もショーンと二人でそのツアーに便乗、まずは野菜&果物売り場へ。
普段から野菜や果物は、なるべくオーガニック栽培のものを選ぼうとはしているものの、
値段がそんなに安くないのと、家のそばにそういうものが売っているスーパーがないので、なかなか実行するのが難しい。
ところが、この生協にある野菜や果物はほとんどがオーガニック、しかもNY近郊の農場から直接取り寄せた、新鮮なものばかり。
しかも値段がホールフーズよりも格段安いのである。
野菜の中には、大根やゴボウなど、日本食にはかかせないものもきちんとおいてあった。
チャイナタウンなどの大根は葉っぱの部分がカットされているんだけど、生協の大根はきちんと葉っぱつき。ありがとう!!
これにも理由があるという。
生協のバイヤーたちは、どの野菜がどの形で一番新鮮さを保て、無駄にならないかを事前に調べるそうだ。
だから大根の場合、葉っぱを切り取らないで置く方が長持ちするし、
一本一本をカットする農家の方たちの労力も削減できる。まさに一石二鳥。
その他、毎日お世話になっているシルクのソイミルクも通常の4割引き。
ソイバーガー(私は肉が嫌いなので)の類いも、比べ物にならない値段。
また、オーガニックの蕎麦粉、全粒粉、豆、玄米、ナッツ、シーソルトなども透明の箱に入って自分で計量して購入できるようになっている。
オーガニックの店は結構こういう形をとっているところが多いのだけれど、
まず値段が違う。ほんとーーーーに安い!
豊富なチーズ類(あんまり食べないけど)、オリーブ、マクロビオテック用BENTOシリーズ、ヴィーガン用クッキー、そしてなによりも、毎日近所のベーカリーで焼きたてオーガニック素材のパンが運ばれてくるのだ。
パンのコーナーがあまりによい香りがするので、本当に幸せな気持ちになってしまった。
コーヒー豆に関しては、原産国の人たちが、低賃金で重労働を強いられているという事実がある。アメリカの資本が、安く大量にコーヒー豆を購入し、儲けを得ているという理由もその一つ。某ドーナツのチェーン店ダ○キ○ドーナツはまさにその典型らしい。
生協では、そういう問題を避け、店頭価格に近い値段でコーヒー豆を購入しているそうだ。
また、ここにある食品は期限が切れたら、地元のホームレス支援団体などに寄付、腐敗してしまった野菜などは土に返すという。
買い物袋も一枚につき、いくらか(覚えてないけど)お金を払わなければならない。
だからどの人も、みんな布の買い物袋や段ボールの箱を持ってやってくる。
これなら資源の無駄にならなくて、いいなあ。
以前オランダに行ったとき、そこで徹底したリサイクルの意識の高さを見て、つくづくアメリカは遅れているなあ、と残念に思った。
買い物袋は当たり前だし、プラスティックもお店へ持って行けば、きちんと換金してくれる。
お隣のドイツも多分そうだろうけど、あの国の人たちは、地球環境がどれだけ危機にせまっているか、個人のレベルできちんと把握している。
話がずれてしまった。
生協はまさに、みんながWin,Winの素晴らしいシステムを持って運営が成り立っているのである。
Park Slope Food Coop
782 Union Street (between 6th and 7th Avenues in Park Slope)
Brooklyn, New York 11215
http://www.foodcoop.com/
前から気になってはいたのだが、会費として125ドルが必要だということ(うち100ドルは退会時に返済される)、
4週間に約3時間、生協での実労働が必要などの理由で、なんとなく足が遠のいていた。
が、しかし。
この間、生協の前を通りかかったら、ついつい体が店内へと動いてしまい、
中へ入ると、ちょうど店内を案内するためのツアーがはじまったばかりだった。
私もショーンと二人でそのツアーに便乗、まずは野菜&果物売り場へ。
普段から野菜や果物は、なるべくオーガニック栽培のものを選ぼうとはしているものの、
値段がそんなに安くないのと、家のそばにそういうものが売っているスーパーがないので、なかなか実行するのが難しい。
ところが、この生協にある野菜や果物はほとんどがオーガニック、しかもNY近郊の農場から直接取り寄せた、新鮮なものばかり。
しかも値段がホールフーズよりも格段安いのである。
野菜の中には、大根やゴボウなど、日本食にはかかせないものもきちんとおいてあった。
チャイナタウンなどの大根は葉っぱの部分がカットされているんだけど、生協の大根はきちんと葉っぱつき。ありがとう!!
これにも理由があるという。
生協のバイヤーたちは、どの野菜がどの形で一番新鮮さを保て、無駄にならないかを事前に調べるそうだ。
だから大根の場合、葉っぱを切り取らないで置く方が長持ちするし、
一本一本をカットする農家の方たちの労力も削減できる。まさに一石二鳥。
その他、毎日お世話になっているシルクのソイミルクも通常の4割引き。
ソイバーガー(私は肉が嫌いなので)の類いも、比べ物にならない値段。
また、オーガニックの蕎麦粉、全粒粉、豆、玄米、ナッツ、シーソルトなども透明の箱に入って自分で計量して購入できるようになっている。
オーガニックの店は結構こういう形をとっているところが多いのだけれど、
まず値段が違う。ほんとーーーーに安い!
豊富なチーズ類(あんまり食べないけど)、オリーブ、マクロビオテック用BENTOシリーズ、ヴィーガン用クッキー、そしてなによりも、毎日近所のベーカリーで焼きたてオーガニック素材のパンが運ばれてくるのだ。
パンのコーナーがあまりによい香りがするので、本当に幸せな気持ちになってしまった。
コーヒー豆に関しては、原産国の人たちが、低賃金で重労働を強いられているという事実がある。アメリカの資本が、安く大量にコーヒー豆を購入し、儲けを得ているという理由もその一つ。某ドーナツのチェーン店ダ○キ○ドーナツはまさにその典型らしい。
生協では、そういう問題を避け、店頭価格に近い値段でコーヒー豆を購入しているそうだ。
また、ここにある食品は期限が切れたら、地元のホームレス支援団体などに寄付、腐敗してしまった野菜などは土に返すという。
買い物袋も一枚につき、いくらか(覚えてないけど)お金を払わなければならない。
だからどの人も、みんな布の買い物袋や段ボールの箱を持ってやってくる。
これなら資源の無駄にならなくて、いいなあ。
以前オランダに行ったとき、そこで徹底したリサイクルの意識の高さを見て、つくづくアメリカは遅れているなあ、と残念に思った。
買い物袋は当たり前だし、プラスティックもお店へ持って行けば、きちんと換金してくれる。
お隣のドイツも多分そうだろうけど、あの国の人たちは、地球環境がどれだけ危機にせまっているか、個人のレベルできちんと把握している。
話がずれてしまった。
生協はまさに、みんながWin,Winの素晴らしいシステムを持って運営が成り立っているのである。
Park Slope Food Coop
782 Union Street (between 6th and 7th Avenues in Park Slope)
Brooklyn, New York 11215
http://www.foodcoop.com/
by shinocovant
| 2005-04-17 13:56
| ブルックリン